絵金蔵第2展示室エアタイトケース内では、
7月10日まで、須留田八幡宮所蔵の絵馬2点を展示しています。
香南市赤岡町の北部に鎮座する須留田八幡宮。
毎年7月14・15日の須留田八幡宮の夏祭りの日には、
絵金が描いた芝居絵屏風を氏子である商家の軒下に飾る風習が幕末の頃より続いており、
その展示スタイルは土佐赤岡絵金祭り(7月第3土日曜日)の基となっています。
須留田八幡宮には、絵金筆の絵馬「鵺退治」も奉納されています。
今回は絵金祭りを前に、今回は普段公開されていないこの絵馬と、
同じく須留田八幡宮に奉納されている絵金の弟子・河田小龍筆絵馬「鵺退治」も併せて展示しています。
絵金筆 鵺退治 文久元年(1861年)奉納
河田小龍筆 鵺退治 安政7年(1860年)奉納
同じ画題でも、絵金と小龍、描き方が違いますね。
ぜひ実際にご覧になりながら、2人の作風を比べてみて下さい。
絵金の絵馬は須留田八幡宮では飾られていません。
この機会にぜひご覧くださいませ。
[via 絵金蔵ブログの公式サイトの該当記事へ]
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