2013年9月14日土曜日

現在、コーナー企画展示、

「芝居絵の顔」開催中です。



高知県下に伝わる、たくさんの絵金の弟子たちの作品、

絵金蔵でお預かりしている絵金の下絵と見比べると、

そっくりの顔があちこちに見受けられます。



今回は香美市土佐山田町や香南市香我美町、同市野市町

などに伝わる芝居絵屏風をパネルでご紹介し、

絵金が描いた白描画と比較できる展示にいたしました。



IMG_1288



一枚のなかに、様々な角度でランダムに描かれた下絵もあり、

絵金が乞われるままに、どんどん描いていった様子がうかがえます。



「いやあさすがはお師匠さん、ほいたらこの親の方はどう描くぜよ。」

「おまんはわしの絵をあればあ見ゆうにまだ描けんかよ、ほら、しよいことよ。」

なんて、子弟の会話を想像してしまいます。



大胆に見えて、とても繊細なタッチが見られるのも

白描画ならでは、ぜひ間近で、ゆっくりご覧ください。





絵金蔵コーナー企画展「芝居絵の顔」

場所:絵金蔵第2展示室

会期:平成25年10月31日





[via 絵金蔵ブログの公式サイトの該当記事へ]

0 コメント:

コメントを投稿

 
Toggle Footer