2016年1月13日水曜日

新橋演舞場で初春花形歌舞伎 「菅原伝授手習鑑 車引」が上演されます。


公演期間
 平成28年1月3日(日)~24日(日)

公演時間
昼の部 午前11時30分~
夜の部 午後4時30分~


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<菅丞相の舎人梅王丸と斎世親王の舎人桜丸は、互いの主人を追い落とした藤原時平への恨みを晴らそうと時平の乗る牛舎に襲いかかる。それを止めたのは時平の舎人松王丸。実は松王丸、梅王丸、桜丸は三つ子の兄弟で、今は敵味方に分かれ奉公をしている。牛舎の中から現れた時平の威光に梅王丸と桜丸は身をすくめその場を後にする・・・>




当館には「菅原伝授手習鑑 寺子屋」の芝居絵屏風を2作品所蔵しています。



本2・菅原伝授手習鑑
菅原伝授手習鑑 寺子屋(赤岡町本町2区所蔵)

横2・菅原伝授手習鑑(よだれくり)
菅原伝授手習鑑 寺子屋(赤岡町横町2区所蔵)

<芹生の里で寺子屋を営む武部源蔵と戸浪の夫婦は管秀才を匿っている。しかし藤原時平のしるところとなり、首を討つよう命じられる。源蔵は思案の末、その日寺入りした小太郎を身代わりにする覚悟を決め検分役の松王丸を迎え入れる。ところが秀才の顏を知っているはずの松王丸は小太郎の首を秀才の首と認めて帰っていった。実は小太郎は松王丸の子供で、恩に報いるため我が子を身代わりにしたのであった。>

無題


いかめしい検使達から逃れようと大騒ぎする子供達、首を討たれた我が子を前にあくまで
検使役としてふるまう松王丸、決死の覚悟で首を差し出す源蔵夫婦、闊達な筆さばきで、
笑いと緊張を見事に描き分けた絵金の芝居絵をぜひこの機会にいかがでしょうか?

 
詳細は歌舞伎美人をご確認ください。
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[via 絵金蔵ブログの公式サイトの該当記事へ]

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